小学校でプログラミング教育が取り入れられ、低学年から利用できる教材や教室も増えてきました。ただ、実際に探してみると、プログラミングだけを学ぶ教材もあれば、パズルやものづくりを含めて幅広く学ぶ教材もあります。自宅で取り組むタイプと先生に教えてもらう教室では、学び方もかなり違います。
小学校低学年では、難しいプログラミング言語を早く覚えることよりも、お子さんが興味を持って取り組めることが大切です。今回は、低学年から利用できるワンダーボックス、Z会「プログラミングはじめてみる講座」、デジタネ、LITALICOワンダーの4つを取り上げました。それぞれ内容が異なるので、お子さんの興味や家庭での取り入れやすさを考えながら選ぶとよいでしょう。
低学年では何から始めるか
低学年向けのプログラミング学習では、画面上のブロックを組み合わせてキャラクターを動かしたり、ゲームを作ったりするものが多く見られます。ロボットを組み立てて動かす教材や、マインクラフトなど普段遊んでいるゲームを使うものもあります。
最初からプログラミングだけに絞らず、パズルや工作、理科などを含めたSTEAM学習から入る方法もあります。何に興味を持つかまだ分からないお子さんなら幅広く体験できる教材、すでにゲームやマインクラフトが好きならプログラミングに特化した教材というように、興味に合わせて考えると選びやすくなります。
4つの教材・教室は学び方が異なる
ワンダーボックスは、自宅に届くキットとアプリを組み合わせたSTEAM通信教育です。Z会の「プログラミングはじめてみる講座」も自宅で学びますが、こちらは3カ月でプログラミングを体験する講座になっています。デジタネは、マインクラフトやRobloxなどを使って自宅で学べるオンライン教材です。
LITALICOワンダーは、この3つとは学び方が異なります。小学1~2年生向けにも複数のコースがあり、スタッフのサポートを受けながらゲーム制作やロボット製作などに取り組みます。自宅で自分のペースで進めるほうが合うのか、先生とやり取りしながら学ぶほうが合うのかも、教材・教室を選ぶ際の目安になります。
プログラミング以外にも興味を広げられるワンダーボックス
ワンダーボックスは4~10歳を対象としたSTEAM通信教育です。プログラミングだけを学ぶ教材ではなく、数理パズル、アート、理科実験なども扱っています。デジタル教材と、自宅に届くキット教材を組み合わせて学ぶスタイルです。
低学年では、プログラミングを習いたいという目的が最初からはっきりしているとは限りません。パズルに夢中になるお子さんもいれば、工作や実験に興味を持つお子さんもいます。いろいろな分野に触れながら、考えたり試したりすることを楽しみたい場合には取り入れやすい教材です。
一方、プログラミングだけを集中的に学ぶ教材ではありません。すでに「ゲームを作りたい」「マインクラフトでプログラミングをやりたい」といった希望がはっきりしている場合は、デジタネやプログラミング教室も比較したほうがよいでしょう。
おうちで育む理数力×創造力【ワンダーボックス】Z会のプログラミング講座で初めての学習を体験
Z会には、小学生が自宅で取り組めるプログラミング講座があります。低学年で初めてプログラミングに触れる場合は、年長~小学2年生を推奨学年とする「プログラミングはじめてみる講座」があります。3カ月の講座で、ロボットをゴールまで動かす、音を組み合わせてメロディーを作る、オリジナルゲームを作るという3つのテーマに取り組みます。
毎月払いは月額2,420円(税込)、3カ月一括払いは6,171円(税込)です。3カ月一括の場合は1カ月あたり2,057円になります。長期間のスクールへ入る前に、まずプログラミングを経験してみたい場合にも利用しやすい講座です。
無料体験版も用意されています。体験版はスマートフォンでも利用できますが、実際の講座はスマートフォンでは受講できないため、申し込み前に家庭のタブレットやパソコンが対応しているか確認しておきましょう。
自宅でプログラミングを学ぶ/Z会プログラミングシリーズマイクラやRobloxから始められるデジタネ
デジタネは、小学生・中学生向けのオンラインAI&プログラミング教材です。小学1年生から利用できるマイクラッチ、Roblox、Scratch対応のゲーム制作、タイピングなどのコースがあり、興味のあるものから学習を始められます。
特にマインクラフトやRobloxで普段から遊んでいるお子さんなら、プログラミングそのものを目的にするよりも、好きなゲームを入口にしたほうが興味を持ちやすいことがあります。動画などを使って自宅で進めるため、教室への送迎が必要ないことも家庭学習の取り入れやすさにつながります。
14日間の無料体験では、マイクラッチ、Roblox、ゲーム制作などを試すことができます。 低学年では、一人でオンライン教材を進められるかどうかにも個人差があるため、実際の教材との相性を確認してから申し込めるのは利用しやすいところです。
【AD】マインクラフトが学びに変わる!?楽しく学ぶ!【デジタネ オンラインコース】先生と一緒に作品を作れるLITALICOワンダー
LITALICOワンダーには、小学1~2年生向けのゲーム&アプリプログラミング、ロボットクリエイト、マインクラフトクリエイトなどのコースがあります。ゲーム&アプリプログラミングでは、ビジュアルプログラミングを使ってオリジナルゲームを作りながら、プログラミングの基礎となる考え方を学びます。
ゲーム&アプリプログラミングは教室とオンラインの両方で受講できます。教室ではスタッフ1人に対してお子さん1~4人、オンラインではマンツーマンで授業を行っています。小学1~2年生向けの場合、月4回で教室は月額29,700円(税込)から、オンラインは月額33,000円(税込)からで、入塾時には16,500円(税込)が必要です。
自宅教材と比べると費用は高くなりますが、一人で教材を進めるより、先生と話しながら自分の作品を作るほうが楽しめるお子さんもいます。教室・オンラインとも無料体験があるため、授業の進め方やお子さんとの相性を確認してから検討できます。
オーダーメイド型子ども向けプログラミング・ロボット教室【LITALICOワンダー】お子さんの興味と学び方に合わせて選ぶ
同じ低学年向けでも、4つのサービスはかなり性格が違います。プログラミングに限定せず幅広いSTEAM分野に触れるワンダーボックス、3カ月で初めてのプログラミングを体験するZ会、マインクラフトやRobloxなどを入口にできるデジタネ、先生と一緒に作品を作るLITALICOワンダーという違いがあります。
低学年では、将来どこまでプログラミングを学ぶかを最初から決める必要はありません。興味を持ったものを実際に触ってみることで、ゲームを作ることが好きなのか、ロボットや工作に惹かれるのか、パズルを考えることが楽しいのかも少しずつ分かってきます。体験教材や無料体験を利用できる場合は、お子さんの反応も見ながら家庭に合った学び方を選んでいくとよいでしょう。

