マイクラでプログラミングは学べる?小学生が遊びから学習につなげる方法

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 小学生に人気のマインクラフト(Minecraft)。家を建てたり、素材を集めたりして長い時間遊んでいるお子さんを見て、「これだけ夢中になっているなら、何かの学びにつなげられないだろうか」と考える親御さんもいるでしょう。

 マイクラはプログラミング学習にも取り入れられています。ただし、普段どおりにゲームで遊んでいるだけでプログラミングが身につくわけではありません。マイクラをきっかけにプログラミングを始めるなら、どのような学習ができるのかを知ったうえで、お子さんに合った取り組み方を考える必要があります。

 この記事では、マイクラを使ったプログラミングでは何を学べるのか、家庭で始める場合はどのように進めればよいのかを紹介します。

マイクラで遊ぶこととプログラミングを学ぶことの違い

 普段のマイクラでは、ブロックを使って建物を作ったり、必要な素材を集めたり、さまざまな場所を探索したりします。大きな建物を完成させるには、必要な材料を準備し、どこから作るかを考えながら進めることになります。決められたゴールがなく、自分で試しながら工夫できるところもマイクラの面白さの一つです。

 プログラミング学習では、そこからもう一歩進んで、コンピューターに命令を出してゲーム内のものを動かします。たとえば、ブロックを一直線に並べる場合、通常のゲームではお子さんが一つずつ置いていきます。プログラムを組めば、「前に進む」「ブロックを置く」という動作を繰り返すように指示して、まとめて作業を進めることも可能です。

 実行した結果、予定とは違う場所にブロックが置かれたら、命令の順番や回数を確認して修正します。このように、目的に合わせて手順を考え、実際に動かし、うまくいかなければ原因を探して直していくのがプログラミングです。マイクラの場合は、その結果が普段見慣れているゲームの画面に現れるため、プログラムと実際の動きを結びつけながら学習を進められます。

マイクラがプログラミングの入口になる理由

 初めてプログラミングを学ぶ小学生に、「繰り返し」や「条件分岐」といった仕組みだけを説明しても、何のために使うのかイメージしにくいことがあります。マイクラなら、「同じ形をたくさん作りたい」「キャラクターをここまで動かしたい」という目的を決め、そのためにはどのような命令が必要なのかを考えられます。

 特に、建築が好きなお子さんや、ゲームの中で仕掛けを考えるのが好きなお子さんであれば、プログラミングにも関心が広がるかもしれません。自分が組んだ命令によって画面の中のものが動けば、プログラムが何をしているのかも具体的に捉えやすくなります。

 ただし、マイクラが好きだからといって、プログラミングにも興味を持つとは限りません。自由に建築することが好きなお子さんもいれば、友達と一緒に遊ぶことを楽しんでいるお子さんもいます。最初から教室へ通うことを決めるのではなく、簡単なプログラミングを一度体験してから、その先を考えてもよいでしょう。

家庭でマイクラのプログラミングを試してみる

 マイクラを使ったプログラミングを体験する方法の一つに、教育向けの「Minecraft Education」があります。Minecraft Educationにはプログラミングを学ぶ教材があり、家庭から利用できる無料の「Hour of Code」も用意されています。Windows、Mac、iPad、Chromebookで体験できます。(⁠education.minecraft.net)

 最初はキャラクターを動かしたり、決めた動作を繰り返したりしながら、プログラムによってゲーム内のものがどのように動くかを確かめてみましょう。Minecraft Educationを継続して利用する場合は学校などが購入したライセンスが必要になる場合がありますが、無料の体験レッスンから試すことができます。(⁠education.minecraft.net)

⁠Minecraft Education 保護者・家族向け公式ページ

興味が続くようなら次の学習を考える

 簡単なプログラムをいくつか体験したあとは、お子さんがどのように取り組んでいるかを見てみましょう。見本を完成させたあとに自分で動きを変えてみる、「ほかのものも作ってみたい」と言うなど、プログラミングそのものに関心を示すようであれば、次の内容へ進むことを考えてもよいでしょう。

 家庭で自由に試しているうちは、同じ命令ばかりを使ってしまったり、次に何を学べばよいのか迷ったりすることもあります。内容が複雑になれば、思ったように動かない原因を親子だけでは見つけにくい場面も出てくるでしょう。

 そのようなときは、カリキュラムのある教材やプログラミング教室を検討するタイミングです。マイクラを使った教材を選ぶ場合は、見本と同じものを作って終わるのではなく、覚えた命令を使ってお子さん自身が考える課題が用意されているかも確認してみてください。

自宅で続けるならオンライン教材も選択肢に

 プログラミングを続けたくても、近くに教室がなかったり、ほかの習い事との関係で決まった曜日に通うのが難しかったりする家庭もあります。その場合は、自宅で取り組めるオンライン教材も候補になります。

 小中学生向けのオンラインプログラミング教材「デジタネ」には、マインクラフトを使って学ぶコースがあります。動画を見ながら自宅で進める形式なので、教室まで送迎する必要がなく、家庭の予定に合わせて学習時間を決められるのが特徴です。普段からマイクラに親しんでいるお子さんであれば、馴染みのあるゲームを題材にプログラミングに取り組めます。

 一方で、動画を見ながら自分で進める学習よりも、先生とやり取りしながら取り組むほうが合うお子さんもいるでしょう。オンラインだから便利、通学だから安心と決めるのではなく、お子さんの学び方や家庭の予定に合わせて比較することが大切です。

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マイクラをきっかけにプログラミングを始めてみよう

 マイクラで普段どおりに遊ぶことと、マイクラを使ってプログラミングを学ぶことは同じではありません。それでも、すでに親しんでいるゲームの中で、自分が考えた命令によってキャラクターを動かしたり、ブロックを並べたりする体験は、プログラミングに触れるきっかけの一つになります。

 まずは簡単なプログラムを試して、お子さんがどのような反応をするか見てみましょう。もっと作ってみたいという気持ちが出てきたら、少し難しい課題へ進んだり、教材や教室を利用したりすることも考えられます。

 普段楽しんでいるマイクラを無理に「勉強」に変えるのではなく、お子さんの興味がプログラミングにも広がるかどうかを確かめながら、取り組む範囲を広げていくとよいでしょう。

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