5歳・6歳に贈るプログラミングのおもちゃ|早いかどうかの見分け方と選び方

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 クリスマスや誕生日のプレゼントを考える時期になると、おもちゃ売り場や通販サイトで「プログラミング」と書かれた知育玩具を見かけることが増えます。小学校でプログラミング教育が始まっていることもあり、5歳・6歳のお子さんに贈ろうか迷っている親御さんや祖父母の方もいるのではないでしょうか。

 一方で、「まだ文字も十分に読めないのに早すぎないか」「買っても数回で遊ばなくなるのでは」と心配になることもあると思います。この記事では、5歳・6歳のお子さんにプログラミングのおもちゃが合うかどうかの見分け方と、選ぶときに確かめておきたいことをまとめました。

小学校のプログラミング教育は「考え方」を育てるもの

 小学校では、2020年度からプログラミング教育が必修になっています。ただし、小学校で目指しているのは、プログラミング言語を覚えることではありません。文部科学省の手引では、自分が意図する動きを実現するために、どんな動きをどう組み合わせればよいか、組み合わせをどう改善すればよいかを論理的に考えていく力を「プログラミング的思考」と呼んでいます。この力を育てることが、小学校のプログラミング教育の中心とされています。

 入学前に特別な知識を身につけておく必要はありません。5歳・6歳でプログラミングのおもちゃを使う意味があるとすれば、「順番を考えて指示を出し、うまくいかなければ直す」という経験を、遊びの中で重ねられることです。

参考:文部科学省「小学校プログラミング教育の手引(第三版)」

5歳・6歳で楽しめるお子さん、まだ早いお子さん

 プログラミングのおもちゃを楽しめるのは、ブロックやパズルで「どうしたらうまくいくか」を何度も試すのが好きなお子さんです。すごろくでマスを数えながら進む遊びが好きなお子さんも向いています。右と左の区別がだいたいつき、数を数えながら進めるようであれば、5歳でも十分に遊べます。

 反対に、思いどおりにいかないとすぐに投げ出してしまうお子さんには、まだ早いかもしれません。動くものを自由に動かしたい気持ちが強いお子さんも同じです。プログラミングのおもちゃは、先に指示を全部入れてから動かします。リモコンのように好きな方向へ動かせるおもちゃを期待していると、物足りなく感じることがあります。

 ただ、年齢だけで決める必要はありません。普段の遊び方を見て、「順番を考えるのが楽しそうか」を目安にしてみてください。

初めてなら画面を使わないものから

 プログラミングのおもちゃには、タブレットやスマートフォンのアプリと組み合わせて使うものと、カードやブロックで指示を出す画面を使わないものがあります。5歳・6歳のお子さんに初めて贈るなら、画面を使わないものから選ぶと、親御さんも一緒に遊び方を確かめやすくなります。

 アプリを使うおもちゃは遊べる内容が多い反面、家庭でタブレットを使う時間をどうするかを先に決めておく必要があります。すでに学習用のタブレットを使っている家庭では、画面を見る時間がさらに増えることも考えておきましょう。

カードを並べて動かす「プローボ」

 知育玩具名品館の「プローボ」は、カードを並べてロボットを動かすプログラミングのおもちゃです。パソコンやスマートフォンは使わず、動きを表すアクションカードを順番に並べて、ブロックで組み立てたロボットに指示を出します。対象年齢は4歳以上です。5歳・6歳のお子さんなら、最初は大人と一緒に遊び、慣れてきたら自分で進められるでしょう。

 セットには、アクションカード108枚、ロードマップカード19枚、ブロックなど270個のパーツが入っています。日本語の取扱説明書と30種類のレッスンもついていて、ロボットを組み立てるところから遊べます。ブロック遊びが好きなお子さんにも向いています。別売りの「はたらくキット」を合わせると、作れるモデルが増え、レッスンは38種類になります。

 パーツの数が多いので、遊んだあとの片付け方は、最初に親子で決めておくと続けやすくなります。

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 プローボを販売している「知育玩具名品館」は、遊びながらプログラミングや科学を学べるおもちゃの専門店です。プローボのほかに、電子回路を組み立てて電気のしくみを学べる「電脳サーキット」シリーズもそろっています。小学生になってからも楽しめるものを探している場合は、ほかのおもちゃも見比べてみるとよいでしょう。

「まだ早い」と感じたら組み立て遊びから

 お子さんの様子を見て、まだ早いと感じた場合は、ブロックなどの組み立て遊びを先に楽しむ方法もあります。「こう組んだら倒れた、次はこうしてみよう」と試すことは、プログラミング的思考の土台になります。

 Gakkenニューブロックは、柔らかく扱いやすいブロックで、公式通販ではセットごとに1.5歳から、2歳からなどの対象年齢が分かれています。年齢に合ったセットを選べば、プログラミングのおもちゃに移る前の遊びとして長く使えます。

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買ったあとに遊ばなくならないために

 プログラミングのおもちゃは、箱を開けてすぐに一人で遊べるものではありません。最初の数回は、親御さんや祖父母の方が一緒に遊ぶつもりで贈ると、続きやすくなります。

 遊ぶときは、大人が「このおもちゃのところまで行くには、どう進めばいいかな」と問題を出してみましょう。ロボットが途中で違う方向へ曲がってしまったら、すぐに正解を教えるのではなく、「どこで曲がったかな」と一緒にカードを見直します。この「見直して直す」ところが、プログラミングのおもちゃで一番大切な遊び方です。

 家庭での声のかけ方は、こちらの記事でも紹介しています。

幼児教育は家庭で何をすればいい?遊びの中で「ことば・数・考える力」を育てる方法

 小学校に入ってからも続けたい場合は、教材や教室の選び方をまとめたこちらの記事も参考にしてください。

小学校低学年から始めるプログラミング 教材・教室の選び方

まとめ

 5歳・6歳のお子さんにプログラミングのおもちゃが早いかどうかは、年齢よりも、順番を考えて試す遊びを楽しめるかどうかで判断するのがよいでしょう。初めて贈るなら画面を使わないものを選び、最初は大人も一緒に遊ぶつもりでいると、プレゼントが「すぐに飽きたおもちゃ」になりにくくなります。

 まだ早いと感じたら、組み立て遊びから始めても遅くはありません。お子さんの普段の遊び方をよく見て、今のお子さんが楽しめるものを選んであげてください。

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