育休中に資格を取るべき?復職前の数か月でやっておくと助かる勉強

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 赤ちゃんのお昼寝中、ふと「このまま復職して大丈夫かな」と考えることはありませんか。職場の先輩から「育休中に資格を取った人もいるよ」と聞いたり、友人が勉強している様子をSNSで見かけたりすると、自分も何かしなければと焦ってしまうお母さんは少なくありません。最近は長めの育休を取るお父さんも増え、同じように復職後の仕事が気になっている方もいるでしょう。

 一方で、夜中の授乳や夜泣きで寝不足が続く中、「赤ちゃんとの時間を削ってまで勉強していいのかな」と迷う気持ちもあると思います。

 この記事では、主に育休中のお母さんに向けて、資格の勉強を始めた方がよいのはどんな場合か、限られた時間でどう進めればよいかをご紹介します。

育休中の勉強で多い失敗

 育休に入る前は、「1年あれば資格のひとつくらい取れるだろう」と考えるお母さんが多いものです。ところが実際には、授乳やおむつ替え、寝かしつけで1日が細かく区切られ、お昼寝の時間も日によってばらばらです。

 よくあるのは、育休を「せっかくの機会」と考えて、難しい資格を選んでしまうことです。たとえば、事務職のお母さんが社会保険労務士のような難関資格に挑戦したものの、思うように時間が取れず、教材の半分も終わらないうちに復職の時期が来てしまった、ということがあります。

 また、張り切りすぎてお昼寝の時間を毎回勉強にあて、自分が休めずに疲れがたまってしまう人もいます。出産後のお母さんの体は、まだ回復の途中です。「何を取るか」より先に、「今の生活で無理なく続けられるか」を考えておきましょう。

 育休から職場復帰した人へのアンケートを見ると、「資格の勉強をしておけばよかった」と振り返る人がいる一方で、「子どもとの時間を大切にしてほしい」という声もあります。どちらが正しいというものではなく、自分の体調や家庭の状況に合わせて決めるのが良いでしょう。

参考:主婦資格ナビ「産休・育休中に資格を取得!今のうちに学びたい資格スキル10選」

資格を取った方がよい人・今は取らなくてよい人

 育休中に勉強を始めた方がよいのは、その資格を復職後の仕事で使う予定がはっきりしている人です。たとえば、育休明けに総務部への異動が決まっているお母さんなら、職場の健康管理に関わる衛生管理者の勉強をしておくと、復職後に新しい仕事を覚える負担が軽くなります。復職後に別の職種へ移りたいと考えていて、その仕事に必要な資格がある場合も、今のうちに始めておく価値があります。

 一方で、産後の体調が戻らず、睡眠時間を確保するだけで精いっぱいというお母さんは、無理に始めなくても構いません。上の子のお世話で自分の時間がほとんど取れない場合も同じです。「周りが取っているから」という理由だけで選ぶと、取ったあとで使い道がなく、努力が無駄になってしまうこともあります。今は体を休めることを優先し、生活が落ち着いてから始めても遅くはありません。

資格は「復職後の仕事」から選ぶ

 資格を選ぶときは、「人気の資格」から探すのではなく、まず復職後の自分の仕事を思い浮かべてみましょう。

 総務や人事の仕事に戻るなら、衛生管理者や社会保険労務士が役立ちます。事務職で個人情報を扱っている場合は、個人情報保護士やマイナンバー実務検定の知識を日々の業務に生かせます。職場でパソコンやITの知識が必要になっているなら、ITの基礎を幅広く学べるITパスポートが向いています。将来別の仕事に就きたい場合は、ドラッグストアなどで医薬品を販売する登録販売者や、保育園などで働くための保育士も選択肢になります。

 FP技能検定のように、家計や教育資金を考えるときに役立つ資格もあります。子どもが生まれて夫婦で家計を見直す時期でもあるので、「仕事にも家庭にも使える」という基準で選ぶのもひとつの方法です。

 どの資格も、勉強を始める前に試験の日程を確認し、復職前に受験できるかを確かめておきましょう。

育休中の勉強は「細切れの時間」が前提

 赤ちゃんのお世話をしながら、まとまった勉強時間を毎日取るのは難しいものです。1回15〜20分ほどの時間を1日に何回か使うつもりで、それぞれの時間にやることを決めておきましょう。

 たとえば、授乳中や寝かしつけのあとはスマホで講義動画を見て、お昼寝の時間には問題を数問解いたり、間違えた問題を見直したりします。家族が赤ちゃんを見てくれる休日には、まとめて問題演習をするようにします。

 また、「毎日1時間」のような目標を立てると、できなかった日に自分を責めてしまいがちです。「今週は講義を3本見る」のように1週間単位で考えると、赤ちゃんの様子に合わせて調整しやすくなります。

 復職後も勉強を続けたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

 仕事をしながら勉強を続けるには?AI・スマホを使った社会人の時間管理

スマホで学べる講座を使うという方法

 赤ちゃんを抱っこしながら参考書を広げるのは難しいので、育休中の勉強にはスマホで学べるオンライン講座が便利です。

 SMART合格講座は、一般財団法人全日本情報学習振興協会が運営するオンライン資格講座です。FPや衛生管理者、登録販売者、保育士、ITパスポートなど、仕事や転職に役立つ講座が幅広くそろっています。

 講義動画はスマホで見られるので、授乳中や寝かしつけのあとのわずかな時間にも勉強を進められます。参考書だけでは分かりにくいところを動画で確認できるため、独学では途中でつまずきやすいという人にも向いています。

 無料のユーザー登録をすると、気になる講座の動画を試しに見られます。申し込む前に、講師の説明が自分に合うかを確かめておくと安心です。料金は講座ごとに異なるため、公式サイトで確認してください。

多彩な資格がスマートフォンで手軽に本格的な学習ができるオンライン試験対策講座

 ほかのスマホ対応の資格講座と比べたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

スマホで資格の勉強はどこまでできる?月額制オンライン資格講座を比較

まとめ

 育休中の勉強は、周りと比べて焦って始めるより、復職後の仕事や今の生活に合わせて選ぶことが大切です。資格は取ったあとに使えるかどうかで選び、産後の体調や睡眠を優先しましょう。勉強する場合は、細切れの時間で進められる方法を選ぶと続けやすくなります。

 赤ちゃんと過ごす時間も、今しかない大切な時間です。できる範囲で少しずつ、復職後の自分のために準備を進めていきましょう。

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